車海老を丸ごと楽しむ食べ方!マナーについても紹介
「天ぷら」「海老フライ」「エビチリ」と調理する際に殻をむいた海老料理がありますが、殻をむかずにそのまま焼いた「焼き海老」や蒸したりゆでた海老の一品料理等もあります。殻をむくのが面倒だからと手を着けない方もいらっしゃいますが、海老の殻むきは意外と簡単です。むいた殻も料理としてアレンジできるので一度お試しください。
車海老が丸ごと1匹出てきた場合、どのように食べればよいのか迷ってしまいますよね。この記事では車海老などの頭付きで出された海老料理の食べ方や生で食べる方法を紹介します。また、余った頭や殻も海老の旨味が含まれているため、料理としてアレンジする方法を解説します。
頭や殻が付いたままの状態で出された海老料理をどのように食べるといいのかご存知でしょうか。この記事では車海老を始めとした頭や殻が付いたままのエビの食べ方を解説します。また、新鮮な車海老は生のまま食べることができますのでおすすめの調理方法も紹介します。
車海老を食べるときのマナー
車海老など頭が付いたまま提供されるエビの食べ方のマナーについて紹介します。まずは頭と胴体を切り離し足を取り除いてお腹側から殻を取り外します。お箸やナイフ・フォークでできれば良いのですが難しい場合は手で行っても問題ありません。
ただし、エビはとがっている部位が多いので手を傷つけないように気を付けましょう。懐紙やフィンガーボールがある場合は手を使うことが想定されているということです。取り外した殻や頭はお皿の隅にまとめて置いておくか、懐紙などに包んで見えないようにするのが良いでしょう。
車海老を生で食べる方法
車海老は新鮮な状態であれば、生のまま食べることができます。生のまま食べるとエビ本来の味を楽しめます。最近では冷凍ではなく、生きた状態の車海老をお取り寄せできる通販サイトも増えているので、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
踊り食い
踊り食いは一番新鮮な状態で食べることができるため、とても贅沢な食べ方と言えます。生きている車海老は手で持つと跳ねることがあるため注意が必要です。上記で紹介でしたように頭・足・殻をとって醤油に付けて食べます。舌の上でまだ動く様子が感じられ、プリプリとした食感と甘みを味わえます。頭をとった後はすぐに食べないと動かなくなってしまうので、躊躇せずすぐに食べることをおすすめします。
刺身や寿司
一般的にエビを生で食べるのであれば刺身や寿司として食べられることが多いです。活き車海老を握った寿司を「おどり」と呼ばれています。また、江戸前寿司の彩りとしてボイルされて綺麗な紅白を演出できるネタとして車海老は欠かせない物でした。
余った頭や殻の活用方法
車海老を生で食べた後に残る頭や殻をそのまま捨てていませんか?実は車海老は捨てるところがないと言われるほど、全て食べることができます。車海老の頭や殻を使ってできるレシピを紹介します。
頭は火を通して
エビの頭は塩を振って焼く塩焼きや素揚げ・唐揚げにして食べることができます。頭に付いている角は口の中に刺さってしまうため取りましょう。エビの頭にはカルシウムが多く含まれているので栄養豊富です。パリパリとした食感なのでお酒のおつまみとして食べてみてください。
出汁をとる
頭や殻にもエビの旨味が含まれているので、出汁をとることができます。沸騰したお湯にエビの頭や殻を入れて弱火で10分程度煮込んでからザルなどで濾せば完成です。味噌汁や鍋に利用すると一段階上の料理になります。
また、スープ専門店などで人気のビスクもエビの頭や殻から作ることができます。にんにくと一緒にエビの頭や殻を炒め、トマトや玉ねぎなどの野菜と煮込みます。最後にザルなどで濾して生クリームを加えればクリーミーな味わいのビスクスープのできあがりです。パスタやオムレツのソースとしても使ってみてください。
ふりかけにしてご飯にかけよう
エビの頭や殻を焼いたり素揚げにしたりした後、フードプロセッサーで細かく砕きます。かつお節・青のり・ごまなどのお好きな材料と一緒に混ぜてフライパンで乾煎りしたらエビ風味のふりかけのできあがりです。ご飯にかけて食べるとエビの香ばしい香りを楽しむことができます。
新鮮な車海老を楽しもう
車海老は踊り食いとして生きたままの新鮮な状態で食べることができる食材です。基本的には手で頭や殻を外してもマナー違反とはなりませんので、食べやすい方法でお召し上がりください。また、余った頭や殻は様々方法でアレンジできますので、捨てずに有効活用してみてはいかがでしょうか。